元小学校教員まゆちゃんです!
学年が下がるほど多い、子どもたちの落とし物…
どうしたらいいの!?
教室にいると目に入る落とし物。
鉛筆や消しゴム、手提げ袋に絵具・・・
落とし物は見た目も良くないし、何と言っても子どもたちに悪い影響ばかり。
落とし物をなんとかして減らす方法はないの?
今回は、そんな落とし物の改善方法についてご紹介します!
落とし物の改善方法
持ち物に記名させる
名前が書いてないと、落とした時にそもそも自分の物かどうか確認できないことがあります。
特に鉛筆や消しゴムなどの小さい物や、「さんすうせっと」の道具などみんな物が同じ場合は判断しにくいことが多いです。
自分の物にはすべて記名する習慣をつけましょう。
買った時に記名していても薄れてくるので、薄くなったものは上からなぞるなどのひと手間も忘れずに。
鉛筆は削っていくうちに消えることが多いので特に注意です!
物を片付ける場所を位置づける
整理整頓ができていないと、物を無くす確立がグンと高くなってしまいます。
ハサミは左の道具箱、絵具は専用の箱に必ず入れるなどの位置づけをはっきりさせましょう。
片づけるのが面倒になると、何でも道具箱に直接入れたり、ロッカーに押し込むようになってしまいます。
この道具はここ!という場所を位置づけましょう。
落とし物ボックスを設置する
学級に落とし物ボックスを設置しましょう。
誰かの落とし物を見つけたときはそのボックスに入れておくという物です。
名前が書いてあればその子に直接渡します。
物を無くした時に落とし物ボックスを確認すれば見つかることが増えます。
定期的に整理整頓の時間を設ける
これは授業が5分ほど早く終わってしまった時などによく行っていました。
整理整頓する場所は、
「筆箱」、「道具箱」、「机の横にかかっている物」、「ロッカー」などです。
一気に色々な場所を整頓しようとすると余計にぐちゃぐちゃになる場合も多いので、これが終わったらここ、と段階的に整頓させるのがおすすめ。
まずはゴミがないか確認し、ある場合は捨てさせます。
その後物の場所を元の場所に戻すという形をとると、汚くなりにくいです。
まとめ
今回は、落とし物の改善方法についてご紹介しました。
「教室の乱れは学級(子どもたち)の乱れ」とも呼ばれるほど、教室環境を整えることは大切です。
子どもたち自身が物に対する意識を向け、落ち着いた環境づくりができるといいですね。
1年生の担任をしていた時、落とし物問題に本当に悩みました。毎日コツコツ取り組むと少しずつ改善されいくはずです。焦らず、根気強く取り組みましょう!
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