元小学校教員まゆちゃんです!
「これも教員の仕事だったの!?」と思うことがいっぱい!
大学生時代、教員を目指して必死に取り組んだ教育実習。
教育現場に入って、色々なことを経験させていただいたつもりだったけれど・・・
正規に教員として採用されて働いてみると、仕事の多さにびっくりの毎日でした。
そんな教育実習の時には分からなかった「教員の仕事」をご紹介します。
(私の無知ゆえのものもありますので、ご了承下さい。)
意外な「教員の仕事」
資料集やワークなどの選定
年度初めに行われる資料集やワークなどの選定。
数々の出版社から出ている物の中から、学びやすさや教科書との対応具合などを考慮して一冊一冊選んでいきます。
「漢字ドリル」や「計算ドリル」などが年度によって微妙に変わっている場合があります。
それはその年度の担当の先生方の様々な意図があって変更があることが多いです。
教員になる前は、県や市が選んだ物を子どもに配布していると思っていました。
教室内の収納用具の準備
教室内で使う収納用具のほとんどが、教員の私物である場合が多いです。
収納用具とは、個人用ではなく、グループ毎に提出する宿題用のカゴや、プリント等をストックしておくボックスなどのこと。
学年ごとに集め方や収納の仕方に決まりがあることもあるので、学年主任の先生に確認しましょう。
お手頃価格で、種類も豊富な100円ショップでの購入がおすすめです。
アンケートの集計
学校から配布する子どもや保護者へのアンケートがあります。
学校からのアンケートだけではなく、国や県からのアンケートなど様々です。
それを毎回集計するのは担任の先生の仕事である場合がほとんどでした。
近年「スクールサポートスタッフ」などの人員確保に向けて動きもありますが、全てのアンケート集計をお願いするのは難しかったです。
クラスの人数分(30~40人)を集計しようとするとそれなりの時間がかかるので、地味に大変な業務の一つです。
教室の大掃除
教室の大掃除は、夏休み・冬休み・春休みなどの長期休みの期間に行っていました。
主に普段の掃除時間では行わない、子どもには任せることができない場所の掃除をします。
黒板や掃除ロッカー上のほこり取りや、ドア上の水拭きなどです。
扇風機やストーブ等の手入れも担任の先生が行っていました。
特に春休みの年度終わりの掃除は、次年度の子どもたちへの教室の受け渡しのため特に念入りに行います。
なかなかの大仕事なので、ほとんど1日かけて行っていました。
学年会計
学年で教材を購入したり、遠足などでバスを利用したりした時などのお金の管理をします。
集金した額を確認しながら教材を購入したり、領収書をまとめたりする作業があります。
転出・転入する子どもがいれば払い戻しがあったりと、これが結構大変な作業です。
大抵は学年に1人の先生が会計担当になります。
初めて担当する場合は分からないことばかりだと思うので、必ず周りの先生に助けてもらいましょう。
通学路点検
子どもたちと一緒に下校し、通学路の安全を確認します。
教員に各担当ルートが決められていて、そのルートを子どもたちと一緒に歩きながら危ない場所はないかどうか確認する業務です。
定期的に行われるもので、気になる箇所があれば担当教員に報告し、改善を求めます。
まとめ
今回は、「意外な教員の仕事」をご紹介しました。
「子どもたちの教育に関わる仕事」と言ってしまえばそれまでですが、思っている以上に大変な業務が多くありました。
少しでも参考になれば幸いです。
「子どもと関わる仕事」以外の業務がかなり多いのが教員の仕事。
「働き方改革」がもっと進み、先生がしっかり休めて子どもたちと向き合う時間が増えますように…!
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