元小学校教員まゆちゃんです!
毎日ある「先生の話」。話すネタがないと困る…
担任を受け持つと毎日ある「朝の会」や「帰りの会」。
「帰りの会」は、その日あったことの中から印象に残っていることや子どもの素敵な姿を紹介するなどできます。
でも、どうしても「朝の会」のネタがない!何を話せばいいのか分からない!
そんな時の「先生の話」で使えるおすすめのネタをご紹介します。
「朝の会・帰りの会」の「先生の話」って何?
「朝の会・帰りの会」の終盤に位置づけられている「先生が話をする時間」のことです。
そもそも「朝の会・帰りの会」の時間は10~15分程度の学校がほとんどです。
その中でも「先生の話」の時間はほんの1、2分。
たった1,2分ですが、子どもたちに教員から話をするとても大切な時間です。
その日の連絡事項だけではなく、教員の個性ある話ができることがベストです。
意外と楽しみにしている子どもたちも多くいるので、小ネタを多く持っておくことがおすすめです。
朝の会で話すおすすめのネタ
前夜・今朝のニュース
王道ですが、子どもたちも結構ニュースを見ていることが多いのでおすすめのネタの一つ。
1日の始まりの話のため、特に明るい話題がおすすめです。
「日本人選手が入賞した」、「新種の生物が見つかった」、「子どもが人助けに貢献した」など、様々なジャンルの話題を取り上げると良いでしょう。
スポーツが好きな子もいれば、生き物が好きな子、ボランティアに興味がある子など様々です。
「知ってるー!」「見た見たー!」の声が上がると一気に教室が活気づきます。
朝出勤前にニュースを見たり、新聞を読む習慣をつけると良いでしょう。
おすすめの本
読書好きの先生には特におすすめ!
その本の簡単なあらすじと、読んだ感想を話しましょう。
ネタバレは禁止にしておくと、「読んでみたい!」と興味が沸きます。
後日「先生の言ってた本、読んだよ!」と教えてくれる子も出てきます。
本もニュースと同様、絵本や小説など様々なジャンルで紹介するのがおすすめです。
TV番組の感想
ドラマやバラエティではなく、ドキュメンタリーや豆知識を放送する番組がおすすめ。
子どもにもウケがよかったのがNHKの「チコちゃんに叱られる」です。
番組を見ても見ていなくても、「そうなんだ!」と思えるネタが多く人気です。
「先生もまだまだ知らないことがいっぱいなんだよ~」と話すと、「大人になっても勉強することがあるんだね!」とびっくりされることも・・・(笑)
学級通信などの配布物から特に伝えたいことを話す
学年通信や学級通信には、子どもや保護者に伝えたいことがギュッと詰め込まれています。
帰りの会でバタバタしながら配ることも多いので、子どもは読まず伝わっていないことも多いです。
朝の時間のある時に、子どもと一緒に通信を読みながら話をすると印象に残ります。
帰ってから朝の話と一緒に通信を見て保護者の方に説明してくれる子どももいました。
学級や仲間の良さ・課題について話す
「最近、掃除の時に集中して取り組む姿が増えてきたね!」
「学級遊びが上手くいってるね!」
など、学級や仲間の良さについて子どもに話すと、より意識して行動する子どもが増えていきます。
朝から褒めてもらうことがあると、大人でも嬉しいですよね。
「昨日、〇〇先生が教えてくれたんだけど・・・」など、他の先生たちもみんなのことを見ているよ!とメッセージを送るのもおすすめです。
課題について話すときは、端的に、アドバイスも交えて話すと良いです。
大人にも言えますが、朝から叱られると、1日のテンションが一気に落ちます。
目標達成まで、みんなで頑張ろう!とエールのように語るとやる気も出ます。
まとめ
今回は、「朝の会」の「先生の話」で使えるおすすめのネタをご紹介しました。
ネタが尽きてくると、連絡事項などのつまらない時間になってしまいがちです。
朝一番の良いスタートが切れるよう、小ネタを常備しておくといいですね。
初任の頃は、当日の時間割の確認や持ち物など業務連絡ばかりで、子どもたちもつまらない表情をしていることが多く、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
小ネタを取り入れることで朝からパッと明るくなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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