元小学校教員まゆちゃんです!
1日があっという間すぎて、全然子どもと話す時間が取れない…!
小学校の担任の特権の1つ、クラスの子どもたちと関わる時間が多いこと!
子ども一人一人を大切にして学級経営をするんだ!と意気込んでいる先生も多いはず。
しかし、実際は子どもたちと過ごす時間はあっという間で、なかなか話す時間が取れない…
もっと一人一人と話す時間が取りたい!どんな時に話す時間が取れるの?
今回は、子どもとの会話時間の作り方についてご紹介します!
子どもたちとの会話時間の作り方
朝早めに教室に向かう
朝は子どもたちと話す絶好のチャンス!
昨日何をして遊んだ、家族とこんなテレビを見た、今日のテスト上手くいくかななど…
1日の始めに先生と話したいと思っている子どもはすぐに駆け寄ってきてくれることが多いです。
子どもと話しながら宿題のチェックをしたり、提出物の確認もできるので朝は職員室よりも教室で過ごすと子どもたちとの時間が多く取れます。
朝の会中の「先生の話」で質問する
朝の会の終盤にある「先生の話」では、基本的に先生の好きな話をして良い時間。
「昨日〇〇した人ー?」「△△知ってる人ー?」と聞き、手を挙げた人に詳しく話を聞いてみるのも会話の1つ。
ただの質疑応答じゃん!と思われるかもしれませんが、実は子どもにとっては授業中の挙手とはまた一味ちがったもの。
「ちょっとその話また詳しく聞かせて!」など一言付け加えると、話が終わった後や後日話かけてくれたり、日記などで知らせてくれたりするのでおすすめです。
プリントなどを手渡すときに一言会話する
これは時間に余裕があるときに特におすすめの方法です。
「はいどうぞ」の一言で渡してしまいがちですが、「今日の洋服かっこいいね!」「髪切った?」「昨日の日記すごくおもしろかったよ!」と一言声をかけるだけで子どもの表情がぱっと明るくなります。
渡すときの会話なので長くは続けられませんが、少しでもコミュニケーションができる貴重な時間を作ることができます。
休み時間に一緒に遊ぶ
王道の会話時間づくりの1つです。
子どもたちと一緒に遊んでいるうちに、自然と会話をすることができます。
誰と誰が仲が良いかなども分かりますし、「〇〇くんたち今喧嘩してるんだよ」と子どもから教えてくれたりもします(笑)
悩み事なども遊んでいるうちにぽろっと話してくれることもあるので、ぜひ一緒に遊びながら会話をしてみてください。
休み時間に図書室へ行く・教室に残る
外遊びが好きな子どもはこちらから行かなくても自然と話に寄って来てくれることが多いです。
しかし、あまり大人数でいるのが好きではない子や、一人で静かに過ごすのが好きな子どもももちろんいます。
そんな子どもたちと話すには、休み時間中の図書室へ行ったり、教室に残り続けるのがおすすめ。
教室でわいわいしている時にはあまり話してくれない子も、静かな場所で先生と1対1になるとよく話してくれることが多いです。
落ち着いた環境で子どもたちとゆっくり会話をするのもとても楽しい時間です。
係活動をしている時に話に行く
「生き物係」や「黒板係」など、自分の係活動にもくもくと取り組んでくれる子どもが多くいます。
そんな働きぶりを褒めつつ、「最近よく頑張ってくれてるけど、何かいいことあった?」など普段のことを話してみましょう。
日頃のなんてことない会話もでき、活動への頑張りも認められる機会にも繋がります。
直接的な会話が苦手な子は日記を活用
宿題の1つとして日記を出しているとしたら、それは大チャンス!
特に直接会話をするのが苦手という子には、日記を活用してコミュニケーションをとりましょう。
コミュニケーションは日記でのコメントを大切にしつつ、顔を合わせたときに日記の内容について話すと子どもも安心します。
その場では上手く話せなくても、文章にすると落ち着いて自分の言いたいことを整理できるという子もいるので、日記がある場合は大いに活用しましょう。
給食を一緒に食べる
※コロナ禍前の話になります※
子どもの実態に合わせて、給食を食べる場所をローテーションしてみましょう。
今日は〇班、次の日は△班…と、班ごとに一緒に食べてみると一気に子どもたちと会話をすることができます。
また、会話をするのにあまり抵抗がなければ、1対1で順番に食べるのも一つの方法です。
じっくり会話できるので、その子との時間をしっかりと取ることができます。
今日は「この子と話す!」と決めておく
なんとなく毎日を過ごしていると、「あれ、この子ときちんと話したのいつが最後だ!?」となる瞬間があります。
そうならないためにも、「今日はこの子と話す!」というのを順番に毎日決めておくと良いです。
良く話しかけに来る子だけに偏らず、子どもたち一人一人と話す時間を自分でコントロールして作っていきましょう。
思っているよりも子どもたちは会話が好きなのかも
あまり表情では分からなくても、「先生と話せて楽しかった・嬉しかった」とお家で話していたり、日記などで教えてくれることが多くあります。
私たちが思っているよりも、子どもたちは先生との会話が好きと感じていることがあるのかもしれません。
忙しい毎日だからこそ、子どもたちとの時間を大切に過ごしていきたいですね。
子どもたちともっと話したかった~!といつも思いながら下校指導していました。
ちょっとの時間を工夫して、会話時間にできるといいですね。
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